METARは飛行場の気象実況を定型形式で伝えます。略号を順番に訳すだけでなく、離着陸や訓練内容にどう影響するかを考えることが重要です。

基本的な並び

  1. 地点略号
  2. 観測日時
  3. 風向・風速
  4. 卓越視程
  5. 現在天気
  6. 雲量・雲底
  7. 気温・露点温度
  8. 気圧
  9. 必要に応じた補足情報

風向は原則として真方位、風速には単位が付きます。変動風向やガストが記載される場合は、単一の数値ではなく範囲として捉えます。滑走路との関係から向かい風・追い風・横風成分を検討します。

視程と現在天気

視程の数値だけでなく、雨、霧、もやなど低下の原因を確認します。原因によって今後の変化や局地性が異なるため、予報や周辺観測と合わせます。

雲量と雲底高度を読み、シーリングとなる層を確認します。対流性の雲が示される場合は、降水、乱気流、雷など関連する現象にも注意します。

気温と露点

気温と露点温度が近いときは、空気が飽和に近い可能性があります。ただし、この差だけで霧や雲の発生を断定せず、風、地表状態、時間帯、予報などを合わせて考えます。

読み終えた後の3つの質問

  • 訓練の実施に影響する要素は何か
  • 時間とともに改善・悪化しそうか
  • ほかに確認すべき公式情報は何か

METARの書式と運用は地域や改訂で異なる場合があります。最新の公式資料、所属組織の手順、教官の指示を使用してください。